ハーブの女王ヨモギ 知られざる万能薬

Organic hearbal YOMOGI

目次

  • 1.ヨモギとは
  • 2.効能効果
  • 3.成分・栄養素
  • 4.ヨモギ茶の淹れ方
  • 5.副作用・注意点
  • 6.ヨモギの活用法

ヨモギとは

古来から医療用として用いられた薬草

キク科の多年草で、各地に野生していて道端にもよく見かけます。
食用では春先に、若葉を摘んでゆでてから草餅や草団子にいれることから、別名モチグサと呼ばれています。葉の裏に細かい綿毛があるのが特徴で「モグサ」として鍼治療のお灸に利用されています。
漢方では、艾葉(がいよう)といい、止血薬として用いられます。
民間では古来から切り傷などの出血に用いられてきました。
葉を湯船に入れて体をあたためるなど、冷えにも良いとされています。抗菌作用・デトックス効果が高いことから、アトピー性皮膚炎や、ダイエットにも効果があると言われています。

アトピーの改善

アトピーの改善

ヨモギには抗炎症作用があるため皮膚のかゆみを沈め、きれいな肌への生まれ変わりを早めることができます。

デトックス効果

デトックス効果

腹痛・健胃・下痢止めに用いて内服したり、葉を湯船に入れて体をあたためるなど、冷えにも良いとされています。利尿作用があるため、体に蓄積した老廃物を体外に排出してくれる効果があります。

効能・効果

浄血・増血作用

ヨモギにはビタミンKが多く含まれています。ビタミンKは納豆に多く含まれているビタミンで血液凝固に関わる成分で血液の造血を助ける効果があり血液をサラサラにし、血液をきれいに保ってくれる効果があります。また出血時には止血作用もあり、古くから治療薬草として用いられています。

デトックス効果
利尿作用でダイエット・むくみの改善

ヨモギには利尿作用があるため、体に蓄積した老廃物を体外に排出してくれる効果があります。
カラダを温め、血行が良くなることでエネルギーの消費が高くなることや、独特な香りが食欲を抑えてくれるため、ダイエット効果があります。

腸内環境を整え、便秘を解消

ヨモギは不溶性の食物繊維を多く含む植物です。食物繊維は腸内で体に不要な有害な物質を吸着し、体外へと排出してくれますので腸内の環境を良い状態に保ってくれます。食物繊維がお通じをよくする効果があるため便秘解消にもつながります。

美容効果
老化防止・シミやシワに

体内にたまった老廃物や脂肪を体外に排出し、血行も良くなるのでダイエット効果や美容効果が高いといわれます。ホルモンバランスの乱れを整え、更年期障害や冷え性などが改善できます。

コレステロール値の改善

ヨモギの緑色の成分はクロロフィルという成分で出来ています。このクロロフィルは血液を作るヘモグロビンを増やす効果があり造血を助けます。血液が体内を循環することで余分な悪玉コレステロールロールを吸着するため、コレステロールの値を下げることが分かっています。

貧血の予防

止血効果が高く、古い時代から出産時の止血に使用されていたといわれています。止血効果に加え、血液の造血を助ける効果も合わせ持つため、貧血に大変効果があります。血液を造り出すためには多くのビタミンを必要としますが、ヨモギには多くのビタミンが含まれているため貧血予防が期待できます。

体を温める効果
冷え性の体質改善

入浴剤としても人気が高いヨモギですが、その理由は体を温める効果が高いためといわれています。
血行促進効果、発汗作用、抗酸化作用で皮膚のターンオーバーを促進してくれます。体表面だけでなく体の芯から温まるので冷え性改善、肩こりからくる頭痛などにも効果があると言われています。

リラックス・安眠作用

ヨモギには春を感じさせるようなさわやかな香りがあります。アロマとしての需要があります。主な香りの成分はシネオール、αツヨンなどです。シネオールは高ぶった神経を鎮静化しイライラ解消、安眠作用、利尿作用があります。αツヨンには高い殺菌・防腐効果があり、爽快感とリラックス効果をもたらします。

アトピー性皮膚炎の改善

アトピー性皮膚炎に効果があると言われています。
とくに幼児はかゆみを我慢する事が出来ずに症状が悪化してしまうことが多くなかなか完治するのが難しいのですが、ヨモギには抗炎症作用があるため皮膚のかゆみを沈め、きれいな肌への生まれ変わりを早めることができます。最近では入浴用に乾燥させたものが販売されておりヨモギ風呂に入ることで治療ができます。幼児にとっても負担が少なく、気軽に始められ人気です。
アトピーの治療法は体を温め血行を良くする事です。ヨモギには前述したとおり体を温める効果もあります。さらに浄血効果とデトックス効果が高いヨモギは内部から体質の改善が期待できます。
キク科に分類される植物ですので、キク科アレルギーの方は注意が必要です。
万が一体調に変化が現れた場合は小児科やアレルギー専門医に速やかに相談するようにしましょう。

がんの予防

トマトやカボチャなどと同じようにヨモギにもβカロテンが多く含まれ、緑黄色野菜に分類されます。このβカロテンには抗酸化作用や免疫力を高める効果があることが知られています。古い細胞や血液などを次々新しく生み出すのを助ける作用があり、常に若々しく保ってくれます。βカロテンを含む野菜を多く摂取することでがん細胞が生まれにくくなると言われています。

成分・栄養素

ヨモギ可食部100g相当に含まれる栄養素
日本食品標準成分表2015年版(七訂)

食物繊維総量 7.8g
カリウム 180mg
リン 100mg
4.3mg
亜鉛 0.6mg
0.29mg
マンガン 0.48mg
β-カロテン 0.48μg
ビタミンB1 0.48mg
ビタミンB2 0.43mg
ナイアシン 2.4mg
ビタミンB6 0.08㎎
葉酸 190μg
バントテン酸 0.55mg
ビタミンC 35mg

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葉緑素(クロロフィル)

ヨモギの色の主成分です。植物が光合成をするのに必要不可欠な成分ですが、他の植物より多く含まれています。がんの細胞の発生を防ぐ抗発がん効果、老廃物を体外へ排出するデトックス効果、貧血を予防する効果、コレステロールを下げてくれる効果があります。

食物繊維

生のヨモギには不溶性の食物繊維が100g当たり6.9g含まれています。水溶性と合わせると7.8gも含まれます。ひよこ豆やあずきなどの豆類に10.0~11.0gでニンジンやカボチャは2.0~3.0g程度ですので他の野菜と比べてもかなり多くふくまれています。食物繊維は便秘の予防改善、デトックスに効果的です。

カリウム

塩分を多く摂取してしまった時に、体外への排出を促してくれる働きがあります。塩分の成分であるナトリウムとカリウムを同量程度摂取するのが望ましいと言われていますが、現代人は塩分過多になりがちです。ヨモギにはカリウムが含まれていますので、高血圧の予防にも効果的です。

ビタミン

ビタミンKは血液凝固に関わる成分で血液の造血を助ける効果があり、血管内をきれいに保ってくれる効果があります。出血時には止血作用もあります。

βカロテンは皮膚や粘膜を丈夫にする抗酸化作用やがん予防効果があると言われています。600μg以上の食品が緑黄色野菜と呼ばれ、ニンジン(約8000μg)やカボチャ(約4000μg)など色の濃い野菜がこれにあたります。生のヨモギには100g当たり5300μgのβカロテンが含まれています。
葉酸は妊婦には不可欠な栄養素です。DNAを作る際に重要な役割があり赤血球の細胞の生成を助け胎児の正常な発育に役立ちます。

ナイアシンは皮ふや粘膜の健康維持を助ける働きがあります。

ビタミンB2は糖質、脂質、たんぱく質を体内でエネルギーにする代謝を支える重要な働きをします。スポーツ選手や若年者などエネルギーを多く消費する人ほどたくさん必要になります。

ビタミンB6は、たんぱく質からエネルギー産生し、筋肉や血液などがつくられる時に必要です。たんぱく質を多くとる人ほどたくさん必要になります。

ビタミンCは、細胞どうしの間をつなぐコラーゲンをつくるのに不可欠です。皮ふや粘膜の健康維持に役立ちます。ストレスへの抵抗力を強め、鉄の吸収を良くする働きもあります。

ヨモギ茶の淹れ方

お茶の淹れ方 図説

ヨモギ茶の効果・効能

ヨモギ茶には、アンチエイジングや美肌、ダイエット、貧血や更年期障害の改善、体内の血行を良くする効果などが期待されています。またヨモギ茶はノンカフェインで、さらに胎児の成長に必要なビタミン、ミネラルが多く含まれていることから妊婦にオススメのお茶とも言われています。
(※ただし妊婦の方はヨモギを食べる量にご注意ください。
日常生活で食べる程度であれば問題ありませんが、過剰に摂取しすぎると、流産・早産につながる恐れがあるとされています。)

副作用・注意点

  • 注意点

    ヨモギやキク科アレルギーの方、幼児やてんかん体質の方はヨモギの飲食を控えてください。

  • 注意点

    ヨモギを採取する際には、各自の責任において慎重に扱ってください。(毒草「トリカブト」に似た葉の形をしているのでご注意下さい。)

  • 副作用

    妊婦の方はヨモギを食べる量にご注意ください。ヨモギに含まれる「ツヨン」という成分が子宮を収縮させる作用をもつため、日常生活で食べる程度であれば問題はありませんが、過剰に摂取しすぎると、流産・早産につながる恐れがあるとされています。

  • 副作用

    デトックス効果が高く、稀に便秘・腹痛・下痢などの症状が悪化する場合があります。不快な症状が現れた場合には、速やかに飲食をやめてください。

ヨモギの活用法

ヨモギ風呂

「ヨモギ風呂」

お風呂に入浴剤としてヨモギを使うことで、体の芯から温まり、体の毒を排出し内側からきれいになっていきます。 乾燥の葉20グラムほどをガーゼなどにつつみ、お風呂に入れもみだすように使います。 先に鍋などで濃い目に煮だし、煮汁だけを入れてもよいです。腰痛、神経痛、関節痛、筋肉痛、冷え性、痔症、湿疹、かぶれなどに効果があり、デトックス効果も期待されています。

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