Organic life
薬草ライフ

  • 2019/05/17

    薬草を売ったお金で子供や孫におもちゃや自転車を買ってあげたという話を何度か聞いたことがあります。

    私が子供のころの話なのでもう20~30年昔の話です。人数は少なくはなりましたが、その当時から薬草を採っていた人たちが今でも薬草を採っているというのは、本当にありがたいです。

    近江商人の「三方よし」という精神があります。売った人だけでなく、買った人も満足でき、そのことで社会がよりよくなる方向に貢献できる、といった意味ですが、薬草の採集はまさにその精神をより分かりやすく実践していると思います。

    しかもただ実践しているだけではなく自然の恵みや先人の知恵を後世に伝えることも可能ですし、買った人(使った人)が健康になるという意味でも、四方も五方もよしということになるのではないでしょうか。

    地域の人が、薬草を売ったお金で子供や孫のために何か買ってあげたという話をまた聞けるようになればいいなと思いながら、これからも良質な宮崎の薬草を広めていきたいです。